2位タイに躍進!倉林紅選手・政田夢乃選手のプレースタイル&スタッツ徹底比較
ヨネックスレディス2026で、見事2位タイに食い込んだ倉林紅選手と政田夢乃選手。吉田鈴選手を最後まで追い詰めた2人の躍進の背景を、大会前の公式スタッツ(2026年5月31日時点)から比較分析します。
実はこの2人、スタッツを見ると「対照的なプレースタイル」を持っていることが浮かび上がってきます。
倉林紅選手:ツアー屈指の「ショートゲーム&パット型」
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パーオン率:61.9658%(全体39位)
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パーセーブ率:データ掲載圏外
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平均ストローク:データ掲載圏外
倉林選手の最大の特徴は、パーオン率が39位(61.96%)と決して高くはない点にあります。つまり、ショットで毎回グリーンを捉えているわけではありません。 それにもかかわらず今大会で「71-70-69」と日に日にスコアを伸ばして2位に滑り込んだのは、グリーン周りのアプローチ精度と抜群のパッティング技術(ショートゲーム)があったからに他なりません。粘り強くパーを拾い、チャンスを確実にモノにするプレースタイルです。
政田夢乃選手:ツアー上位の「ショットメーカー&安定型」
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パーオン率:65.4655%(全体15位)
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パーセーブ率:82.2823%(全体34位)
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平均ストローク:72.2703(全体17位)
一方の政田選手は、非常に隙のない「データ優位型」のゴルフを展開しています。パーオン率は全体15位と極めて高く、精度の高いアイアンショットでピンをデッドに狙える強みを持っています。 平均ストロークも17位(72.27)とルーキー吉田鈴選手(18位)を凌ぐ安定感を誇っており、今大会でも「72-68-70」と大崩れしないクオリティを見せつけました。
ヨネックスカントリークラブのコース特徴と攻略ポイント
ヨネックスレディスの舞台となった新潟県のヨネックスカントリークラブ(6,483Yards / Par72)は、日本海を望む丘陵コースであり、一見すると美しい景観ですが、選手たちには極めてタフなマネジメントを要求します。
特徴①:日本海からの気まぐれな「海風」
初日は東風3.5m/s、2日目は西風1.5m/sと、日によって風向きがガラリと変わるのがこのコースの難しさです。風の計算を1番手見誤るだけで、ボールは簡単にグリーンからこぼれ落ちてしまいます。
特徴②:高低差のあるうねったフェアウェイ
丘陵コース特有のアップダウンがあり、フェアウェイに運んでも「つま先上がり」や「左足下がり」など、平らなライから打たせてくれません。正確なミート率とショットのバリエーションが試されます。
💡 攻略のキーポイント
このコースを攻略するために最重要となるのが「パーオン率」と「パーセーブ率」のバランスです。
風やアンジュレーションの影響でパーオンを逃す(グリーンを外す)ことが前提となるホールが多いため、外した際にいかにボギーを叩かないかという「リカバリー能力(パーセーブ率)」が勝敗を分けます。
今大会を制した吉田鈴選手は、まさにこのコース特性に対して、高いパーオン率(19位)でチャンスを作りつつ、外してもパーセーブ率(23位)の高さで耐え抜くという、「ヨネックスCCを完全攻略するスタッツ」をそのまま体現したゴルフを見せたと言えます。


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